子供のから動物がすきでした。
犬に至っては、4、5歳の頃、手をかまれたこともあります。
それでも、嫌いにはなりませんでした。
犬派か猫派かと言われると、
昔は、猫より犬の方が好きでしたが、
たぶんそれは、接する時間が短かったからだと思います。
マイペースの猫は、時々は一緒に
遊ぶけれど、すぐに別のことをし始める。
同じ部屋にいてもそれぞれの時間を楽しむ
というような大人の関係がいいのかなと
思います。
最近は、猫ブームなので、
いろいろ猫のものがあるのですが、
猫のアクセサリーというと・・・
猫の顔のシルエットの物とか、
量産品の猫のパーツを組んだものとか
とにかく、手芸タイプのものが多いですね。
私も木に絵を描いたりもするし、
それはそれでもいいのですが、
でも、もう少し大人がつけられるものを作りたい。
という思いでいつも作っています。
単純にかわいいだけじゃなく、
味わいがあるもの
大人の鑑賞に堪えられるものを作ろうと。
何でもですが、何かを生み出している人、
たとえば、音楽をやる人でも、
何かのデザインをしている人でも、
小説家、落語家、俳優など
個人が出る仕事をしている人は、
作り出したものに、その人の人生が出てきます。
もちろんアクセサリーもそうです。
個性も出るし、やっぱり人間性も出てきます。
年齢を重ねたからできるものも当然あるので
今しか作れないものもたくさんあるはず。
そういうことを楽しんで作っていこうと思います。
そして、猫のアクセサリー、
シルエットだけの単純なものが多いですね。
顔もかわいくなかったり。
なので、いつも猫の普段の何気ない仕草を
捉えて作りたいなと思っています。
こんな風に毛繕いをしているところとか、
おなかを上にして、びろーんと伸びて
寝ているところとか、
動きのある瞬間をアクセサリーにしたくて
写真を撮りためています。
流行だから、売れ筋だからという観点でなく、
どこにもないような物を
一点一点丁寧に作っていこうと思います。
同じ形のものを量産はしていないので、
お買い上げいただいたその日から、
それはもう、お買い上げいただいたあなたのためだけに作られたものでもあります。