表面的だけでなく、伝えることの大切さ

昨日、何十年も前から取引のある
東京の業者さんへの注文をインターネットでしました。

その件について、きょう確認の電話があったのですが、
その電話のやり取りで、再認識したことがあります。

要件の伝え方とその件についてもう少し詳しく伝えるということが大切である

ということです。
伝えたうえで、判断材料にしていただくということ。

仕事で使うものの注文だったのですが、
同じものを違う業者でも扱っていても、これならここ、
というように、それぞれの得意分野があって、
それを注文し分けてるということはありませんか?

特に女の人の場合、毎日の買い物などでも
そういうことがあると思います。

例えば、比べるものの値段であったり、
食品の鮮度であったり、その店の扱う種類の多さであったりとか、
それぞれのその時の条件によっても
行くお店が違ったりしますよね。

今回は、注文品の一部が受注発注で、
ちょうど週をまたぐために4日ほど発送が遅くなるという連絡でした。

「4日も遅れるので、急ぎでいるのであれば、
その商品をキャンセルして、すぐ発送もできます」

という旨の連絡でした。

本当はすぐにでもその商品が欲しい物なのです。
だから、遅れるという商品の代替品は、これも何年も前から取引のある
地元の他の業者のところにあれば、すぐ手に入るので、
キャンセルをお願いしようと思いました。

それで一度はキャンセルをお願いしたのですが、
いろいろ話すうちに、やっぱり待ちます、という結論に至ったのです。



なぜ、待つ気になったかと言えば、電話をくれた業者の品質へのこだわりを聞いたからでした。

注文品のひとつは、シリコンゴムで、在庫は置いていないとの事。
それは、在庫で置いておくとゴムが固くなるので、注文が入った時に仕入れ元に注文を出すというものでした。

今はそれを注文する人が減っているだけの話かもしれませんが、
でもその話を聞いたときに、地元の業者はどうかなと考えると
在庫があるのであれば、明らかに前から持っていて古いものだろうなと思えたのです。

その話を聞かなければ、その商品が早く欲しいと思うだけで、
品質のことまでは、考えが及んでいませんでした。

これは、自分がやっている事にも当てはまるなと思いました。

アクセサリーを買うお客様に伝えることの内容も同じです。

デザインは見た目でわかります。
使い勝手に関係してくる重さや機能などは、
やはり作り手の方が格段に詳しいです。

いろいろな事のメリット・デメリットなど正直に話して
それで判断していただく。

今までも、そのスタンスは変わらないのですが、
一歩踏み込んだ話に展開していかなと
そういう話を伝えるまでにならないこともあります。

これからは、そういうことも踏まえてお客様にできるだけ詳しく伝え、
ならないようにしていこうと思えた出来事でした。

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