自分が主役の生き方のすすめ(猫的生き方)

自分が主役の生き方というと

言いたい放題、わがまま放題のことではありません。

ちゃんと自分の意見を持って、自分の行動には責任を取るということです。

ちゃんと思いやりを持って、相手のことも尊重しても
自分が主役の生き方ができます。

世の中の大半の人は、何かに抑圧され、
何もできないと考えて、我慢をしていることが多いですよね。

でも、物の考え方って
いろいろな側面があるので、
違う見方をすると気持ちが全然違ってきます。

何かの力に押さえつけられてると思うと
「我慢」になるのですが、
例えば、これは納得してそのルールに従ってると
思うとそれは納得しているので、
我慢や、抑圧ではなくなってくるんです。

いやいや、それって現状は変わらないじゃん。

と思われるかもしれないですが、
本当に気持ちが変わってくるんですよ。



これは、私が実際に経験したことなのですが、
昔住んでいたところでは、よく言うと
昔の田舎のように、ある意味おせっかいに
近所の人のことを干渉するところでした。

あるときご近所さんが、
私の家のプランターに植えられてる花を見て、

「この花は咲き終わったら、ちゃんと花柄を摘まないと汚いでしょ」

と言われたんです。

その頃は、まだ30代。
子育て中で、仕事もしていましたし、
とにかくやることだらけで
花は好きで植えてるけれど、
そこまでの花じゃないしと、そんなこと
気にもしていませんでした。

それを自分の親世代、もうさほど忙しくない人に
(私から見るとそう見えました)
あーだこーだ言われたくないと思いました。

きっとそれを言われたとき、
私は不機嫌な顔をしていたと思います。

そんなこと、とても素直に聞けなかった。
ここで、言われたように花柄を摘み取っていたら、
相手が主役の形になりますよね。

その時は、黙ってやり過ごし、
言われたような事はせずに、覚えてはいませんが
誰かに愚痴っていたと思います。

そうなるとその日は一日中嫌な気分だし、
言った人が嫌いにもなります。

でもその後、本当にいろいろ嫌なことも経験し
あるとき気付いたことがあったのです。

人生は一度だけだし、
できれば、楽しく過ごしたい。

そして、嫌いな人を作りたくないと思ったのです。

そんなことできるのか、誰だって嫌いな人いるでしょ
と思われるかもしれません。

嫌いな人を作らないとは、
その人のことを嫌いだと思わない事なんです。

無理やりそう思うのではないです。

好きでも嫌いでもない人に分類するんです。
そして、

あの人は人のことをおせっかいにいろいろ言いたがる人。

と思うんです。
実際そうですよね。
なので、

いろいろ言いたがるそういう人だよね。

そう思うことで、劇的に楽になります。
そう思うと今度は気持ちが楽になって、

同じことを今度言われたとしても、

「そうですよね~、摘み取った方がいいですよね~」

と言えるようになるんです。

肯定するけど、自分の思うようにする。
摘み取ってもいいし、そのままにしてもいい。
自分の意志で決めるので、自分が主役の考え方です。

この一見、何も変わらないような、
見方によれば、それって屁理屈じゃんと
言えるかもしれない事でも、
全然気持ちがマイナスにならないので、
何もへこたれなくなります。

これは、どっちにしても重要なことではないから
そうできるんだと思われるかもしれません。

仕事上の理不尽なことの場合は、どうするか?
やはり一度肯定し、
それでも、絶対その通りにはやりたくないときは、
それをしないちゃんとした理由を言ってみる。
頭ごなしに高圧的だったら、
それはもう、そういう人だからしょうがないと思う。
違う世界の人だと思う。

でも、押さえられてる時とは、全然違うはず。
自分で納得してますから。

自分が主役の考え方であれば、
かなり楽しい世界に見えてくるはず。
試してみてくださいね。

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