一文字リングの石は取れやすい?
昔からある一文字リング。
同じ大きさぐらいの石がいくつか並んで
いるものです。
すっきりしたデザインなので、
時代時代で多少のデザインの変更があっても、
人気があるようです。
他のリングと重ね付けしたりもしやすいのも
理由のひとつです。
ただ、このリング石が外れやすいとも言えます。
気に入って、いつもしているとその確率は高くなります。
なぜか
金属なのに??
と思われるかもしれません。
結構勘違いされる方が多いのですが、
「金属」という先入観で、強いと思ってる方が
あるのですが、そんなことはありません。
線の幅、厚みによって当然変わってきます。
そして、貴金属は純度が高いですから。
細かい説明をしても?となりやすいので、
それについては、また別の機会に・・・
ということで、長い年月で指に合わせて
リングは真円ではなくなっていきます。
指って真円ではないですから。
一文字は、真円の状態で石を留めます。
それがだんだんと縦長の丸になっていくと
円周の形が変わります。
そうすると確実に石を留めている土台が変わります。
扇を想像してみてください。
閉じているときは、距離が短く開くと長くなりますよね。
そうです、短い距離で止めていたものが長くなって開いていきます。
そして、外れてしまうのです。
そうならないためにも、早めにメンテナンスはおすすめです。
ダイアモンドの一文字という方が多い
と思います。
大きさ、グレードによっても違いますが、
安い石でもないので、チェックしてくださいね。
リングを外して見てみてください。
きれいな丸じゃなかったら、石をチェック!
枠との隙間が広がっていたら、
結構わかります。
買ったところに持っていきましょう。
残念なことに、
というあなた。
買ったお店で聞いたけど直せない・・・
と言われましたか?
状況にもよるんですが、直せることが多いですよ。
正直、あんまりやりたくない仕事だから
かなと思います。
長年使っていて、石を留めてる爪や
枠がすり減っていたら、かなり厄介ですから。
でもダメもとでお近くのお店で聞いて
使えるようにした方が、指輪にとっては、
いいですよね。
後は、買ったときの指輪に対する
思い入れ次第。
お値段とか、プレゼント、大事な形見など。
残った石を使ってリフォームするというのも手です。
これは、一文字用の石ではないですけど・・