シルバーアクセサリーの魅力
貴金属のひとつであるシルバー、
若い人には、人気なのですが、
年齢とともにだんだんと人気がなくなってくるようです。
それは、地金の値段に関係している
ようで、日頃シルバーのアクセサリーを作ってる者からするとちょっと悲しくなりますね。
シルバーと金プラチナと比べると
地金の値段は、大きく違います。
金は色が違うので、ちょっとまた
別の話の側面もありますね。
黄金色は、古代から人の心を魅了しますから。
本能的なところで好まれるという側面もあります。
同じ銀色なら値段の高いプラチナが
いいという声はよく聞くのですが、
普通のアクセサリーなら、
財産と言える程の物にはならないので、
もっとデザインで選んでいただけたらと楽しいのにといつも思います。
プラチナの比重はシルバーの約2倍です。
同じデザインであれば、2倍の重さになってしまいます。
重い上に地金の値段が全然違うので
お値段は、ものすごいことになってしまいます。
機能的にも重すぎることになります。
ですので、変わったデザインのものは、
なかなかなく、無難でメインの石に頼るデザインになりがちです。
それと同じ銀色でも、
プラチナは、固い感じの銀色で
シルバーの銀色は、白っぽい感じで、
柔らかく温かみも感じる色だと思います。
シルバーは、プラチナと比べれば
地金が軽く安いので、かなりおもしろい形で
デザインができます。
若い人向けのブランドはあっても、
年齢が上がってくると
それに負けないデザインのアクセサリーが
なかなか量産品ではないのが現状です。
その点作家の作ったものであれば、
デザインも他にはないものが多いですし、
デザインによっても、高級感は出せるものです。
また、シルバーは変色するので嫌だと
言われる方がありますが、
だんだんと年月とともに重厚感が
出てくるデザインであれば、
むしろ、変色して味が出て欲しいところです。
それと銀が変色するのは、空気中の硫黄と
反応するので、空気がよいかどうかも
わかるバロメーターとも言えます。
シルバーアクセサリーは、色からしても
合わせやすいいです。
やさしい光なので、普段からつけていただけて
普段着もアクセサリー一つで、
おしゃれになります。
魅力的なシルバーアクセサリー、
ぜひ一度、手に取ってみていただきたいです。